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HOME > 講義・ワークショップ > 講義・ワークショップ等の報告 > 第7回「高度専門キャリア形成論Ⅰ・Ⅱ」の講義報告です(H29年度)

講義・ワークショップ講義・ワークショップ等の報告

第7回「高度専門キャリア形成論Ⅰ・Ⅱ」の講義報告です(H29年度)

2017年12月18日

平成29年11月17日(金)、品川キャンパス 2号館100A教室、    平成29年度第7回高度専門キャリア形成論が開催されました。


『企業の研究開発・品質管理部門で活躍するOBたち』
 加藤 裕朗氏・中島 和輝氏

今回は2名の外部講師をお招きして登壇していただきました。


 ~水産業界における品質とこれまでのキャリア~
加藤 裕朗氏 ベニレイ(株)品質管理室 品質管理チーム

図1.png*品質管理者に対する期待は大きく、仕事領域はまだ拡大する
   入社以来5年間、品質管理を担当。当初は失敗続きであったが、現在では仕事の面白さを実感している。業務は多岐にわたり、企画書作成・工場確認・不具合対応・QC会・社内教育等である。海外での品質管理の実態を見ることができたのは収穫だ。水産業界の衛生管理状態は必ずしも良いとは言えない。やるべきことは沢山あり品質管理者に対する信頼感とニーズは高い。

*実感したこと・伝えたいこと
   色んな失敗を続けて、偶然に近い形で巡り合った水産業界の品質管理の仕事を続ける過程で、現在はその道のプロを目指している。企業人として、食品安全だけではなく、今後も多くのスキルを身につけていきたいと考えている。

《学生へのアドバイス》
    私の経験から得たモットーは楽天主義、皆さんには何事にも前向きに取り組んでいただきたい!


包装容器業界における私のキャリア形成
中島 和輝氏 東洋製罐グループホールディングス(株) 総合研究所

図2.png

 *就活過程で進路変更し今の会社に!
    初めは有力食品メーカーの商品開発を志望していたが、競争が激しくよく落ちた。再考しBtoB企業で食品製造技術を活かせる今の会社を選んだ。当初より研究所に配属され10年が経過した。当初の研究開発領域は大きく、現場を知り、課題を見つけ、その解決の連続であり、充実した日々を送っている。

*時久刻々と状況が変化していく中での研究開発とは
 5年後10年後を想像しながらフィールドを俯瞰し研究を進めている。そのためには国内外の情報収集と
社内のワーキンググループ活動が欠かせない。
①新しいことを取り組む気概 ②常に外部との交流を意識 ③仕事の方向性を自分で決める  ・・・・ことなどを意識し、さらに自己研鑽していく覚悟だ!

《学生へのアドバイス》
    企業では学生時代と同じ研究はできないが、修士の研究プロセスで学んだことはとても役立つ!

 

今回の講座には52名の参加がありました。 
                                  以上

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