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HOME > 講義・ワークショップ > 講義・ワークショップ等の報告 > 第1回「高度専門キャリア形成論Ⅰ・Ⅱ」の講義報告です(H27年度)

講義・ワークショップ講義・ワークショップ等の報告

第1回「高度専門キャリア形成論Ⅰ・Ⅱ」の講義報告です(H27年度)

2015年04月28日

平成27年4月23日(木)、品川キャンパス・白鷹館で、平成27年度第1回高度専門キャリア形成論が開催されました。

  キャリアデザイン講座第1弾
『面接で内定を勝ち取る術!』
 塩谷 和美 特任教授(東京海洋大学キャリア開発室)

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平成27年度の第1回目の講義ということで、最初に塩谷先生から自己紹介と高度専門キャリア形成論の講義趣旨について紹介がありました。また、本日の講義の最後には、職業観についての簡単な心理テストをすると共に、キャリア面談と模擬面接を実施するので希望者は帰りに予約を入れてほしいと話がありました。

平成生まれの新入社員が入社後3年以内に会社を辞めた理由の第1位は『キャリアの成長が望めない』、第3位は『仕事内容と自分が考えていたこととのミスマッチ』

IMG_0230 (144x144).jpg会社に100%の忠誠心を持てる時代ではなくなってきており、事前に十分に調査してミスマッチが無いように会社を選ぶ必要がある。若い時には、自分のやりたい仕事や、ヤリガイのある仕事には就かせてもらえないので、あまり早く見切りを付けずに5年間は頑張ってほしい。
38%の人が3年以内に辞めてしまうが、その後は非正規雇用となることが多い。非正規雇用では、いつまで経っても責任ある仕事は任せてもらえないので、1回目の就職でぜひ成功してもらいたい。就活スケジュールの前倒しが実施されたため、この2~3か月が社会人としての前半を決めるヤマであり、周到な準備をして集中して臨む必要がある。

徹底的な『自己分析と自己理解』からキャリアの方向性が見えて来る

『自分の価値観』、『何ができるか』、『何をすべきなのか』の3つを徹底的に分析して、3つの円が重なったところが自分の方向性と考えてほしい。事前にしっかりと準備し、他者との違いを明確に示せるようにしておくことが必要だ。

面接で求められている『企業が求める4つの力』と、面接の心構えとしての『3つのポイント』と『3つのアドバイス』

『就活の面接で聞かれる50の質問』を示して、「最も頑張ったことをその理由と共に話せること、そして辛かったことをどう乗り越えたかについても説明できることが必要だ」と解説されました。そして、『面接のポイント』や『面接で注意すべきこと』等についての説明では、キーワードで覚えて、端的に答えられるように練習しておいてほしいと繰り返し強調されていました。

IMG_0226 (144x144).jpg面接の準備をするとき、回答を文章で丸暗記しては絶対にいけない。特に、緊張する人ほど失敗するので、キーワードで覚えていくことが必要だ。また、おどおどせずに、素で臨み、面接官に将来の伸び代を感じさせることが大事だ。
東北震災復興や東京オリンピック等で、来年が就職のピークになる。従って、ここ1~2年が良い会社に入るチャンスとなる。自分ならではの特徴をアピールし、コモディティにならないようにすることが大切だ。

ここで、『学生時代にしたこと』について隣席の人と話し合うワークが実施され、数人の代表者による発表が行われました。

面接では、通常は10秒、最長で1分以内で話すこと。失敗談を話すことも良く、最後に必ず質問ができるように準備しておくこと。

IMG_0234 (144x144).jpg続いて、職業に関する価値観について、『キャリア指向性の確認』のアセスメントが実施されました。各自で集計とグラフ化した後、結果の見方について『キャリア・アンカー』の説明と共に解説がありました。

キャリア面談に持参すれば、個別に詳細な指導を受けることができます。

最後に、個別指導・キャリア面談と予約申し込み方法についての説明がありました。

「本番前に模擬面接で練習を積むことが大事であり、自信を持って臨めるように何回でも利用してほしい」と述べて、本日の講義が終了した。

以上

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